人材育成のコンセプトは、「自ら考えて、行動する人を育てる」です。情報システム部門を支えていく、自ら考え行動できる社員を育てるためには、システム開発の現場で色々な経験を積むことが重要だと思っています。若手社員はシステム開発の第一線に行き、ジョブ・ローテーション制度のもと、複数の役割を経験します。そこで開発の流れや業務・データの流れ、各組織の役割、専門知識等を理解してもらいながら、広い視点で捉える力や、本質を見極める力。すなわち「自ら考え行動する」力を身に付けて欲しいと思っています。
そうですね。ロジカルな考え方は、すべてのベースになりますから、若手のうちから強く意識させるようにしています。単なる論理的手法というよりも、自分で問題解決ができるというところが大切だと考えていて、適切な目標を立てて、粘り強く実行して、反省点を持論化して、改善行動を起こす。そういったことの重要性を感じてもらうことが、若手向けのロジカル研修の目標です。仕事は問題解決の連続ですから。
そうですね。リスキルテクノロジーさんにお願いしているIT研修においても、もっとロジカルシンキングや問題解決を意識させる工夫ができるのでは、と思っています。
残念ながら事前には。昨年の秋に検索サイトで知り、年明けにご相談しました。ホームページを拝見したところ、実績が豊富でしたし、お客様の声で、講師の質が良いという評価が多いのが印象的でした。LPIC開発責任者の推薦の声なども載っていて安心感があり、一度話を聞いてみようと思いました。
色々な面から比較しました。費用、内容はもちろん、新入社員のマインドから引き上げてくれるか、場所は通いやすいか、などなど。
まず、テキストがとてもわかりやすかったことです。市販本を出されているだけあって、未経験の人でもわかるような表現になっていると思いました。続いて、講師の質です。私達相手にやっていただいたデモ授業が、とてもわかりやすかったです。実際にシステム開発の現場を経験されている講師が多いので、テキストに書いてあることを理解させるのはもちろんですが、「研修で学んだことを、開発現場ではどう使っていくのか?」という新入社員の疑問にも、答えてくれそうだなと感じました。
また、講師の方々のカバー範囲が広いので、2か月半の研修期間に複数の分野を盛り込んだ場合でも、講師をほとんど入れ替えずに済むことにも驚きました。新入社員や我々事務局側と信頼関係を作るという意味でも、新入社員の状況を把握するという意味でも、講師が次々と入れ替わらないのは、良いと思いました。それと、初めてお会いしたタイミングで、対応のスピードが非常に早いな、と思いましたね。こちらから要望をお伝えすると、その場で提案が出てくる感じで。これまでの経験から、研修が始まってからも色々と調整事が発生することを想定していたので、スピード感はとても重視していました。
私たちの想いを汲んで新入社員対応にあたってくれたと思っています。一人ひとりの個性や頑張りを見つつ、引き締めるところは締める、という感じで。研修が進むにつれて新入社員のモチベーションが高まっていくのが分かりました。また、新入社員の理解状況を見ながら授業をカスタマイズしてくださったので、とても助かりました。例えば、演習を増やして欲しいという声が挙がったとき、すぐに講師を交えてカリキュラムを変更してくれる等、研修を改良していこうとする姿勢を感じることができました。新入社員に聞いても、「説明もテキストもわかりやすい」という声が多かったです。
私たちが見学に行くと、スタッフの方々がいつも必ず全員挨拶をしてくれて気持ち良く教室に入れました。マナーや挨拶の意識付けという意味でも、良かったです。また、リスキルテクノロジーさんのミッションの中にある「エンジニアの入り口に導く」という表現。とても分かりやすいと思うのですが、それを真摯に実現しようとする意気込みを感じました。
教室のレイアウトが柔軟に変更できるといいですね。また各グループに1台のホワイトボードなどもあると新入社員同士の議論も活発になると思います。
とにかく社長が熱いです(笑)。また、一緒により良い研修を作っていける会社です。本当にありがとうございました。