究極的に目指しているのはハイブリットエンジニアです。どういうことかというと、高い技術力に加えてヒューマンスキル、ビジネススキルの両輪を兼ね備えているエンジニアです。そうであって初めて、ビジネス的な成果が出せる、価値という意味のサービスが提供できると思っています。
それでもやはり、技術力を磨かなくては始まりませんので、新人の時にはITの基礎を磨かせるようにしています。例えば、コンピュータはなぜ動くかというところからです。
それをベースにネットワークやプログラム、ストレージとデータベースといった形で徐々に枝葉を伸ばしていくことで高い技術力も兼ね備えた人材の育成を目指しています。
そうですね、ハイブリットエンジニアを目指すにしても、まずは基礎が大事だと言うのは変わりませんので。
研修についての検討は昨年の12月頃から始めました。内容としては、Linuxです。昨年度は新入社員に何かきっかけを与えようと、様々な分野の技術領域を座学で学ばせていました。御社にも頼みましたね。しかし、広すぎて消化不良になってしまった。そのため今年はOSをまずは学び、それを軸に周辺の技術領域を伸ばしていくことにしました。OSだとWindowsなどもありますが、Linuxの方がOSの動作原理を学ぶのに適しているので、研修ではLinuxを採用するという結論にいたりました。
昨年、新卒の研修を検討している頃だったと思います。弊社の社長から「費用対効果が高いITスクールがあるよ」とリスキルテクノロジーさんの話を聞いたことがきっかけです。
古くからIT教育のサービスをされている数少ないスクール、なおかつ実績・定評もあり、講師も他社より良いという印象をずっと持っていたようでした。私自身はそこからホームページなどで詳しく調べていきました。
カリキュラムが充実していて、先の社長の話にもありましたが、やはり費用対効果も高いITスクールだという印象です。 全てのカリキュラムを受講するかどうかは別に、カリキュラムが体系立てて作られている、さらに大手メーカー系列の研修機関などと比較してみて、同じ内容の研修でも費用が安く収まるなという印象でした。
研修先の候補としては3〜5社が挙がっていました。
比較する際に主に見ていたのは、やはり内容と価格です。あとは体系立ててチョイスできるかです。この分野はAスクール、この分野はBスクールと研修機関が複数になってしまい、内容が重なってしまうことは避けたかったので。そういった点を踏まえて、リスキルテクノロジーを選びました。
全体感をある程度のレベルまで知ることが出来るので非常に有効でした。
弊社の場合、やはり実習も必要と考えているので、そこは社内で実践的な演習課題を出して研修を行っています。ですが、座学の研修も社内でやろうとすると大変なので、そこをうまく補ってくれましたね。
LPIC101については2名とも合格しています。102も取らせたいのですが社内研修で忙しくまだ受けられていません。しかし2人とも受かってくれるだけの知識は持っているでしょう。
知識を体系立てて教えるというところに関して、コースも充実しているITスクールだと思っています。
あとは、他流試合的な要素が入った演習があれば面白いかもしれませんね。本当は、お互いに刺激して高め合うためにも新入社員の数はもう少し欲しいところですが、私たちのように中小企業ですと、なかなかそうもいきません。演習を他社のエンジニアと競いながら行うことで、新入社員に刺激を与えられれば面白いのかなと思います。