山崎様:会社全体のお話からすると、職種に関係なく社員全員の育成に力をいれています。特に新卒の育成については会社の根幹をなすフィロソフィーの部分を軸に社会人としての基礎を固めてもらうための研修を入社してから2週間くらい集中して実施しています。 その後各部署での研修になりますが、システム開発部門としては、全体研修で学んだことをベースに、より実践的な経験を通して全員で成長していくことを大事にしています。新卒にただ一方的に教えるだけではなく、教える中で先輩たちも育っていく、相互に育て合える文化をテーマに掲げ教育をしてきました。
山崎様:これまでは受け入れる新卒の人数が少なかったので研修は内部で実施していました。事前に教育内容を考えた上で、素早く戦力化出来る人材を育てるために、「なぜ」を常に考え、課題解決をしていくことを大切にしながら教育を組み立ててきたのが意識してきたポイントです。今回も初めて外部へお任せする中で、これまで自分達で考えて育んできた流れをなくしたくない思いがありました。教育プロジェクトメンバーと、リスキルテクノロジーさんにどうやってお伝えしながら一緒にやっていくのが良いかを考えながら研修を実施しました。
山崎様:最初のきっかけは、新卒の受け入れ数が3倍に増えたことでした。元々5名とか数名の新卒採用をしていく中で、そのくらいの人数であれば、一人ひとり手厚く指導していくことは可能でした。しかし、17名の受け入れになり、理想の研修を実施するには物理的に難しいと感じ、外部の力をお借りしようと思ったのが導入のきっかけです。
市野様:弊社CTOから紹介があり、御社の研修実績や以前にCTOが研修をお願いしていた経緯もあってお願いしました。
市野様:御社の研修は、オーダーメイドが出来る点が一番大きかったです。先程、山崎から例年からのスタンスを崩したくないという話があったと思いますが、弊社の内部で実施していた研修に寄せて、カスタマイズしていただいたことが決め手になったと思います。また、言語はPHPを使いたかったのですが、他社はPHP研修をあまりやっていませんでした。やりたい言語とマッチしていたのも大きいです。
市野様:新卒の受講者からの満足度がとても高かったです。毎年新卒たちに期待していることですが、開発の基礎知識をきちんとインプット出来ていて、本業務にいつでも入れる状態が出来ていたと思います。また、例年内部で研修していたので、研修時期は既存社員のリソースが圧迫されていて本業務に支障が出ることありましたが、今年はリソース圧迫がなくなりました。あとは助成金のサポートも非常にありがたかったです。
山崎様:実務面もそうですが、事前に今までこんなことやっていて、こんなことやりたいって要望を沢山伝えさせていただいて、研修期間中も要望を伝えましたが、それらを受け入れていただき徹底的に考えさせる研修を実現出来たのは良かったです。リスキルテクノロジーさんにお任せして良かったと思います。コミュニケーションやチーム開発において、どういう難しさがあるのかを体験できたので、実際に、現場配属後にそうしたベースが出来たうえで取り組んでくれています。あとはオンラインだったので、オンラインかつ外部の研修講師という点で少し不安でしたが、問題無く実施出来て良かったですね。
山崎様:今回は、要望に沿ってやっていただけましたし、色々お話を伺う中で、他社と比べた弊社新人の傾向を聞かせていただけたのが良かったので、引き続き情報は欲しいと思っています。 また、今年は良かった反面、より良くしたいという意味で、研修すぎたのかなと思っています。いい意味で研修らしくない、より実践的な厳しさもあるようなコンテンツが出来ると良いと思っています。 先輩社員との関わりも取り入れながら、より実践的な現場に近いような空気感とかコミュニケーションで実施したいです。 教えていただく部分はお願いしながら、ハイブリッドで実施出来ればと思っているので、一緒に考えていただけると嬉しいです。
市野様:講座とか研修感がやや強かったので、奥田さんからご提案いたただいたような、リクエスター役を先輩社員が実施して、出来るだけ先輩社員との関わりが持てるかつ外部講師からも教えていただける、そういう研修が出来るとより実践的な研修が出来ると思うので実現してみたいです!