服部様:弊社は平均年齢が27歳と比較的若手が多い会社となります。よって技術者以前に、社会人としてのマナーをしっかり教育することを重要視しています。技術云々というより、お客様先での仕事の仕方であったり、人としてどう対応するべきか、どのような立ち振る舞いをしたほうが良いのかというところから教育をするようにしています。
服部様:そうですね。技術面においては特に経験の浅い方であったり、完全に未経験であったりという方を多く採用しているので、その中で一人一人がどのようなエンジニアになりたいのか、その要望を会社としてどう叶えられるかという点を常に意識しています。また、ゼロベースからスタートしても、ちゃんと実装できる、自分で考えて、自分で判断して行動できるエンジニア育成を最終的には目指しています。
服部様:昔は他社の外部研修を利用していましたが、直近2年は社内で研修をしていました。教育担当と言いますか、研修担当を決めて、4~5月の2ヶ月間、先輩社員がみっちり教えていくという研修を実施していました。
服部様:社内研修ですと、やはり外部の人たちとの交流が一切ないというのがネックに感じました。弊社の業務は客先常駐で、基本的には他社の方と一緒にお仕事をしていくというパターンが多いのですが、社内の人間だけの研修となってしまうと、実務に就くまで他の会社の人との交流が図れないというのが課題でした。
服部様:一度事前に研修を見学させていただきましたが、会場の雰囲気であったり、研修を担当する講師の方の人数であったり、質問しやすそうな環境だとは思いました。あとは、独自の教材というのが良かったです。世間一般的に売られているような本ではなく、新人研修をこれまでやってこられたノウハウがみっちり詰まっているというのが分かり、そこに惹かれました。
服部様:そうですね。最初はかなりスピーディーに研修が進んでいる印象がありました。実際に研修参加者へ感想を聞いてみても、やっぱりちょっと速いという声はありました。ただ、実務でも納期が決まっていている中での仕事になりますので、2ヶ月という研修期間の中で、どれだけのことを習得できるか、どれだけのモノを成果物として出せるかというところを意識し、重視できた点は良かったのかなと思っています。あとは、元々望んでいた他社様の参加者と交流を持てる点、例えばチーム演習があったりというところも取り入れられているので、非常に満足度は高いです。
服部様:強いて言うなら、コミュニケーションが苦手な方へのアプローチでしょうか。弊社もなるべく、分け隔てなく誰とでも会話ができる方を積極的に、コミュニケーション能力を重視した採用をおこなっているのですが、やはり多少なりとも個人差がありまして。他社様の参加者との交流の場があっても、なかなか馴染めない方も少なからずいる印象で、その方の性格だったり、得手不得手みたいな部分も見据えたうえで、講師の方にも少し考慮いただいたチーム分けなどがあると非常に嬉しいなとは思います。
服部様:まだOJT期間なので、実務で特段何か成果を上げたというわけではないですが、既に全員現場が決まってアサインされているので、技術面もそうなのですが、やはり研修を通して人物面も鍛えていただけたのかなという印象はあります。これからの成長に期待が持てると思っています。
服部様:今利用している研修はJava研修ですが、開発をやるうえでの基本的な知識や技術は全部盛り込んでいただいていると思っていますし満足です。先ほど申し上げたとおり、技術だけではなく人物面といったところも重視して研修を実施していただいていると思うので、これ以上の高望みはしません(笑)