他社よりもアフターフォローが手厚く、サービスの範囲も広かったことが決め手でした。
人材育成・研修に関して
-はじめに、御社の人材育成への考え方についてお伺いできますでしょうか。
佐藤様：当社は、お客様のところに常駐するスタッフを派遣している関係上、多岐にわたる業務を行っています。一つのスキルだけを教えても、全ての現場で通用するというわけではありませんから、お客様に「さすが関越ソフトウェアの社員」と認めていただける基盤を築くことを目指しています。そのために、全ての現場社員、約450名が年に一度、8時間のフルタイム教育を受けることができるよう、社内で階層別の研修を行っています。これらの研修は社内で行い、個々の資質や性格を把握し、営業との間で共有することで、適切な配属にも活用しています。弊社では、『ありがとう、ありが10、ならぬ、ありが12』という風に名付けて、お客様から課せられた業務を100％遂行するだけでなく、積極的にプラスアルファを提案し、120％の働きができるような人材へと育成することを意識しています。
-ありがとうございます。今回のインタビューを通じて、御社が人材育成に非常に力を入れていることが伺えました。昔から人材育成には力を入れられているのでしょうか。
宇津野様：当社の経営理念は「人を大切にする企業」です。そのため、常に社内制度や働きやすい環境を整備してきました。しかし、派遣先での常駐が多かったため、集合研修を行う機会が限られていました。副社長の主導のもと、社内教育に力を入れる方針を採用し、オンライン研修なども導入しました。そして、現在は集合研修を再開し、社内の変化や新しい制度を共有する場として活用しています。
-他社と比較して、全社員に研修を行う御社のアプローチは珍しいと感じます。リスキルテクノロジーを利用する前は、他社のエンジニア向け研修をご利用されていたのでしょうか。
宇津野様：外部研修を利用したことはありますが、長期的な利用はありませんでした。外部研修をしっかりとやっていく形式は3,４年ほど前から始めたという事もありますが、1社目を利用した時は満足出来ず、次の会社へお願いしました。そこも及第点だったものの物足りなさがありました。そして昨年からはリスキルテクノロジーを利用することになり、ようやく納得いく研修会社を見つけることができました。結果、２年連続で利用させていただいております。
-弊社の研修をご利用頂く前はどのような研修を実施されていましたか？
宇津野様：1社目はLinuxの研修を実施しました。本来は集合研修を予定していたのですが、当時はちょうどコロナ禍で急にリモートに切り替わってしまい、致し方ない部分もありますが、内容的にそこまでスキルを磨けなかったなと感じています。また、2社目は内容的には悪くなかったのですが、昨年の提案を伺って比較した結果、リスキルテクノロジーを利用させていただきました。
-選んでいただきありがとうございました。他社とも比較検討いただく中、最終的にリスキルテクノロジーを選んでいただいた要因について教えていただけますか。
宇津野様：アフターフォローや助成金サポートの提供、専任講師の存在など、研修に対するサポート体制が充実している点が大きな要因です。比較したときにリスキルテクノロジーは他社よりもアフターフォローが手厚く、サービスの範囲も広かったことで期待値が高まりました。また、研修のゴールを明確に定めていて、ただの詰め込み教育ではないことが伝わってきたことも挙げられます。覚えるだけでなくハンズオンで技術をきちんと自分で活かせるようになるまでを研修ゴールとしている点に魅力を感じました。
佐藤様：やはりアフターフォローの点と、助成金周りのサポートをしていただける点が大きな魅力でした。あとはハンズオンが中心の研修であるという点も大変期待できると感じた点になります。
-ありがとうございます。ちなみに昨年はJava研修をご利用いただき、今年はインフラ研修をご利用いただきましたが、弊社のインフラ研修を選ばれたポイントなどはいかがでしょうか。
佐藤様：特に実機をたくさん使用した研修が安価に受けられる点に魅力を感じました。他社と比較した際に、我々が探した限りだとここまでじっくりと実機に触れられる研修はありませんでした。また、触れられるとしてもリスキルテクノロジーの研修と比較してコストがかかってしまうというところもあり、１からみっちりと教えてくれるのはリスキルテクノロジーしかないと感じた上での選択でした。
宇津野様：過去に研修を実際に受けた社員の感想などを総合して考えると、２ヶ月間の研修の中でこれだけの内容をこの金額でできるのは非常にメリットを感じる金額でした。
実際に研修をしてみて
-実際にリスキルテクノロジーの研修を受講した社員からの感想などはいかがですか。
宇津野様：研修を受講した社員からは、講師の質が高く、わかりやすいという評判が多かったです。また、実際の業務に活かしやすい内容だったという意見もありました。
-担当者目線では研修に対してのご感想などはいかがでしょうか。
佐藤様：毎日、日報を書いてくれたおかげで、社員のフォローが入れやすかったです。日報の内容を確認することで、社員の日々の成長を毎日実感できましたし、ちょっと壁にぶつかって悩んでいそうだなという人にはいち早くフォローを入れることができましたので、大変助かりました。
また、ヒューマンスキルも合わせて教えていただけた点が良かったです。やはりエンジニアというのは、技術だけではなくお客様や他のチームメンバー、プロジェクトメンバーとの交流としての意思疎通が大事になってきます。プレゼンテーションで自分の考えを理論立てて話す機会や、ディスカッションの中で他の人の意見と時にはぶつかったり、すり合わせたりといったことも練習させていただいていたというのが、エンジニアにとって大変意義のある教育だったと考えています。
-最後に当社への今後の期待やご要望があれば教えてください。
佐藤様：今後も、実習や実機を活用した演習を中心とした教育に加えて、これまで述べられた通り、細やかなフォローアップを受けながら、現場で即戦力になれるような、 リスキルテクノロジーの言葉を借りれば「自走するエンジニア」の育成にお力を貸していただきたいと思います。
宇津野様：お客様の技術ニーズは絶えず変化しています。このような状況においても適切に答えられる企業でありたいと願っています。リスキルテクノロジーに期待するポイントとして、業界の最新動向に即した研修プログラムを迅速に提供いただけることを挙げています。今後も当社は有望な人材をご提供し続ける意向ですので、リスキルテクノロジーにおいてそれらの人材を磨き上げる役割を果たしていただき、業界全体として成長できればと考えています。
