研修を通して、社会人としての姿勢や考え方を学んでもらうことを重視しています。技術的な部分に関しては、得手・不得手があるので、ある程度、仕方のない部分があると思います。
しかし、学習姿勢や研修の積極的な取り組み方、物事の本質を捉える考え方などについては、しっかりと学んでいってほしいと考えています。そもそも、こういった点ができていないと、ITに限らず社会人として仕事を通じて成長できないので。
もちろん、技術が中心になってくることには変わりありません。しかし、今話した点についても、研修の中でしっかりと気付いてほしいと考えています。社内研修の期間は私が講師を務めていますが、その際もプロとしての意識・姿勢・考え方という点には気をつけて指導しています。
オープンソースの研修を実施しようと研修会社を探す中で知りました。調べ始めた当初は小さな会社等も含めて、様々な会社を見ていましたが、オープンソースに特化というよりは、一部実施していますという企業がほとんどでした。
そういった中で、リスキルテクノロジーのオープンソースに特化している点に着目して、話を伺ったのが初めでした。
正直なことを言えば、ホームページを見たり、話を聞いたりした段階では、特別優れているといった印象はありませんでした。とにかく、1回お願いしてみないことには分からないなと。また、研修をお願いしてみるにしても、「オープンソース」というキーワードで上がる選択肢はあまりなかったのが実際です
反対にリスキルテクノロジーにできないと言われたら、他に何処にお願いすれば良いのかといった状況でした。
まず、研修環境が整っている点が良かったです。実機も用意されていますし、快適な空間で研修ができたかなと思います。欲を言えば、様々な機器を用いて差異を理解できるような実習環境で研修ができればとも思いますが、言ってしまえばきりが無いので。
研修環境については、前年と比較しても良かったように思います。講師に関しても、研修終了後のアンケートでも丁寧な指導が良かったというコメントが多く集まったように、合格点だったのではないかと思います。
カリキュラムの幅がもっと広がり、選択肢が増えて欲しいと感じています。今も、一般的な、初心者向けのカリキュラムは用意されていると思います。しかし、例えば言語ひとつにとってもJavaだけでなく、PHP、Rubyといった選択肢の幅が増えていけば嬉しいです。極端にいえば、英語のマニュアルでそのまま実施する研修でも良いと考えています。また、初心者向けの研修に限らず、より専門性のある、高いレベルのものも増えていけば新人以外の研修についても検討できるのかと思います。