以前はプログラミングのできるSE部隊がいたので、社内 で集合研修がありました。そこから少し方向性が変わって、 技術ではなく、社会人としてのビジネススキルなどを中心に、二ヶ月くらい教育してから現場に配属して、それぞれの部門で必要なスキルをつけてもらう研修を自社で行っていました。今回は久々に外部研修を依頼しました。
外部の新人研修を探してインターネットで検索したところ、リスキルテクノロジーさんが見つかり、ご連絡しまし た。その他にも何社か声をかけています。
新入社員に特化していて、新卒から社会人へとしっかりと教育をしてくれるような印象がありました。技術だけではなく人間の教育といいますか、同年代の他社の方ともコミュニケーションを取れるような環境で学べる点が印象的でした。
予算との兼ね合いの上、総合的に判断して、御社を選びました。実は、オンライン中心の研修会社も検討していました。しかし、研修に出した新人がIT未経験で右も左もわからないということもあり、やはり最初は少人数クラスで、目の前に講師がいて講義を受ける形式の方が、本人にしても、研修を提供する会社側からしても、より良いかと思ったので、御社を選ばせて頂きました。
参加した新入社員に聞いたところ、朝全員の前で発表する 「3 分間スピーチ」のおかげで、人前で話すよい機会になったと言っていました。新人の頃だとそういう機会をなかなか得ることができませんよね。 また、講師の方も親しみやすく話しやすい方だと聞いてい ます。質問しやすい雰囲気を作っていただいたこともよかったと思います。
今回は他社の方も含めて合同の研修に参加したので、そこでコミュニケーションを取る経験を積めたことがよかったと思います。
いくらエンジニアといえども、ビジネスマンとして他社に行ってコミュニケーションを取る機会は必ずありますので、そういったコミュニケーションの取り方も学んでもらえたらいいな、という気持ちで送り出しました。単なるプログラマーでキャリアを終えてほしくないので、技術意外の部分もたくさん学べたことが、一番よかったのかもしれません。あとは、基礎の中でも根底の部分から教えて頂けた点ですね。最初、CPU、メモリ、HDDのようなコンピュータの仕組みからカリキュラムが始まりますよね。こういった部分からスタートしてくれるので、未経験者であっても安心して始められるのがよいのかと思います。分かる人からすると根底の部分は知っている前提で話してしまいますが、それを一から教える機会を社内で設けることはなかなかできないので助かりました。
新人だと現場に入っても、普通は最初から要件定義などさせないはずなんですよ。ですので、開発演習期間中に、要件定義から一通りの工程を流してもらえたところは、すごくよい経験になったかと思います。 一度自身で経験していると、先輩社員が話している内容も「ここは自分たちがやった箇所だ」と、ピンとくるようになるはずです。 特に弊社の場合ですと、現場に出てガツガツとコーディングしてプログラムを書くよりも、別の上流工程を担当する ケース割合が多いので、なお良かったです。 研修から帰ってきて、最初よりもかなり成長したなという ところは、担当者から見てありましたね。