阿部様: これまでは、営業やエンジニアなどの部署に特化した研修を内部で実施してきたのですが、今年から新卒社員が総合職採用になり、各部に任せていた研修を会社全体で実施しようという取り組みに変わりました。コンセプトとしては「20年後の人材開発をしよう」というものがあり、将来的には当社を引っ張って行ってくれるような人材、幹部候補とか、次期社長ですとか、社長自身の後継者をつくりたいという思いがあります。
阿部様: これまでは、社内の上級エンジニアが研修を実施していたのですが、新人向けとしてはやや難しい内容になってしまったり、研修内容のレベルがバラバラになってしまったりしたところがありました。しかし、新人のうちは基礎の基礎をしっかり固めることが本当に大事だと思っていて、一般的に見て、基礎と呼ばれるものをしっかり用意してあげたほうがよいのだろうなと考えていました。そういった視点で、リスキルテクノロジーさんのような第三者的な立場の外部研修機関を使わせていただくというのは一つの手ではあると思いました。
阿部様: 今回リスキルテクノロジーさんにお願いするプランは、弊社のエンジニアが提案してくれたことがきっかけでした。
吉田様: エンジニア側では一応何社か検討はしていたかもしれないのですが、もうほとんど仕上がった提案書を持って「ここでお願いします」という話が来たので、実は私たちが選んだ訳ではないのです。
阿部様: ただ、実は20代の頃に、自分が受講する立場として専門学校を探していた際、リスキルテクノロジーさんに資料請求をしたことがあるのです。それもあって、名前は知っていました。
吉田様: 私も以前、開発側の会社にずっといたので、お名前だけは知っていました。
吉田様: まずメンバー全員に、今回の研修が配属後の業務にどのように役に立つのかという紐付けを、最初にもっと与えられればよかったと思いました。学習目的が業務にどう繋がっていくかイメージできず、苦労したメンバーもいたので。しかし、研修1ヶ月後にインタビューをしたところ、技術職配属のメンバーはもちろんのこと、営業職配属のメンバーもすごく役に立っていると話していました。
阿部様: 営業側のメンバーにも、お客様や弊社エンジニアが話す技術的な内容がイメージできるようになってほしいと導入した研修なので、「あぁ、成功したなぁ」って思いましたね。
吉田様: 研修時期や日程など、色々カスタマイズしていただけたところが研修導入の決め手ではあったのですが、研修中も面談の時間などを作っていただいたりしたことも、とてもよかったです。
阿部様: 柔軟さだよね。
吉田様: そうですね。あと、先生が優しかったというのはすごく評価が高かったですね。分かりやすく説明してくれたし、分からないところはしっかりフォローしてくれて。ちょっと遅れているメンバーがいたら待ってくれたりもしていました。
阿部様: 私は、こちらの会社で10年お世話になっていまして、社員が10名強の頃から見てきています。少数精鋭で業務が個々の能力に依存していたので、教育とか勉強といった意識が会社自体にあまりありませんでした。しかし社員数も増え、社会に対して会社の影響力が大きくなるにつれて、求められる内容や責任が上がり、必然的に教育、勉強に対する意識やスタンスが変わってきたと思っています。社内では各部が自主的に勉強会を実施することも増えましたし、自分たちができないことは外部の機関を使うという選択肢も考えるようになりました。リスキルテクノロジーさんには、外部だからこそ見えることや気がつくことなど、客観的な視点で研修プログラムをご提案頂けると嬉しいですね。