新人研修に関しては、レベル差に関係なく全員が同じスタートラインで研修を受けさせたいと考えていました。各自がエンジニアとしての基礎をきちんと築けて、今後いろんなことにチャレンジできるように幅を広げてあげたい。それが採用担当の願いです。特に未経験者が多かったので、これから開発職としてやっていくためには、最初から特定の知識に絞るのではなく、いろいろな知識を身につけてもらうこと。そのためには理系文系に関係なく全員が一人前のエンジニアとしての実力・経験が身につく研修を探していました。
はい。当社では自社開発をしているため、やる気があってきちんとしたプログラマやエンジニアになりたいという方を中心に採用しています。そんな彼らの期待に応えられる研修を毎年考えています。
これまでは、グループワークやビジネススキル寄りの研修内容が多く、どちらかというと技術を身につけるポイントが少なかったのではないかと。未経験者が多い関係上、専門学校のようにきちんと基礎の基礎から技術習得できるかどうかがポイントでした。当社では自社開発を行っていて、いろんな各製品を数名で担当しています。そのため、技術 的な実践カリキュラムが必要となるため、その点が身に付けられる研修を受けさせたいと考えていました。
当社が求めている「研修後の人物像」を想像したときに、2019年卒の新卒研修に関しては例年通りの研修会社ではなく他の研修会社も調べてみることにしたんです。
たまたま開発責任者の雄川がリナックスアカデミて、ここはどうだろう?となり、「ちょっと話を聞いてみようか」と話が進んだのがきっかけです。
未経験で入ってくる新入社員達が本当に最後まで脱落せずについて行けるのかが心配でしたが、営業担当の方のお話を伺ったところ、カリキュラムの質の高さや講師のフォロー体制など安心できる材料が確かにあった印象です。リスキルテクノロジーでは基本的な開発とは何かというところから始まり、ポイントを押さえて基礎を短時間できちんと身に付けられるカリキュラムだと想像できました。
今回の実践型研修ではJavaだけにとどまらず、Gitなども含めたいろいろな要素を細かく教えてもらえるところが条件に当てはまりました。また、一週間ごとに課題があったり、初心者でも少しずつ無理ないペースで技術を身につけることができるのではないかと思い、今年度はリスキルテクノロジーにおまかせすることにしました。
参加者が周りの講師にいつでも質問できる環境が整っていたり、自分で率先してやらないといけない環境の中で技術習得に集中できていたので、参加者にとっては良かったのかなと感じています。
実際に手を動かして取り組む実践型研修ということで、これまでとはひと味違う研修でした。各自が自分の意図をもって、きちんとやらないと次の日に行うべきこともできません。そんな実践力を鍛えられる環境で、復習もする機会もあり、項目ごとに習熟度を測るテストがあり、ちょっと心配な方もいましたが、帰ってきた様子を見るとたくましくなったなと。研修から戻ってきてからはOJTがありましたが、研修で使ったテキストも応用しながら業務に取り組んでいます。
まずは、分からないままひとりぼっちになることがなく、困ったときに誰にでも聞ける環境を整えていただいた点。分からなくても周りの人や講師にちゃんと質問できて、サポートを受けつつ自力で解決して進んで行けた点が自信に繋がったと私は思っています。今まではグループワークばかりで各自の担当領域がバラバラでした。でも今年は各自やるべき課題が明確だったので、きちんとやるべき課題に集中して取り組める環境が一番当社に合っていたと思います。
特にプラスアルファの要望はなく大変満足でした。採用人数が多くなると参加者間でレベル差が出て来てしまいます。まったくの未経験者とすごくできる経験者が同じ環境で研修を行っているにも関わらず、両者のレベル差をきちんと把握した上で先生たちがその差を補ってフォローいただいていたなと感謝しています。来年以降もそのあたりの充実したフォローをお願いできればと思っています。