神戸様:コンカーという会社は経営戦略の最大のポイントは「人」であると考えています。人の成長なくして経営戦略は成立しないと名言しているほどです。その観点から、人材育成・教育研修には注力しています。3年程前から本格的に様々なレイヤー別に、また、「部署別」「全社別」「英語」などのカテゴリー毎の研修を実施してきました。そのうちの一つとして「新入社員」向けの研修は毎年実施しています。これまでは、コミュニケーションに関する研修や、PPT資料作成やプレゼンテーション研修などを実施していました。
一方でシステム的な知識についてはOJTで身につけてもらうという方針でした。しかし最近になって実際にはなかなか身につかず、やはりIT研修を実施しないと一定のスキルは身につかないという結論に至りました。ですので、「成長」において必要になったという観点で貴社のLinuxサーバー研修を導入しました。狙いとしては新入社員も、中途社員の方と一緒に受講してもらいますのでいち早く一定のレベルに達してもらいたいという狙いもあります。
神戸様:そうですね、社内でも会話をする中で専門用語が分からないという場面がありました。そこから説明したり、教えたりするとなると新人の教育に時間がかかってしまい、OJT上ではカバーできない部分だと考えています。
神戸様:社内で技術に明るいメンバー(本部長ですが)に相談をしたところ、探してみようとなり見つけたのがリスキルでした。ポイントとしては、社内で使う技術が網羅されているか、理解させてくれるかという2つでした。杓子定規的なものではなく個に寄り添い、理解させてくれることをベースに研修会社を探しており、リスキルに決めました。
神戸様:昨年もリスキルの研修を実施しまして、入社した社員を1年追いかけるのですが、評判は良かったです。2~3年目の方にも受講頂いたのですが良かったという声は頂いており全く問題ありませんでした。研修は「やっておしまい」が多くなりがちですが、Linux研修については定着しているという感じがします。業務やお客様対応において確実に活きていると思いました。明らかに違うな、という感じはしています。
神戸様:先程の延長線上のお話にはなりますが、OJTによってITスキルは身につかないということはこれまでの経験からはっきりと分かりましたので、そこを設置していかなければならないと考えています。新卒や中途の方がコンカーに入社して例えば「ここまでできればIT企業の社員と名乗って良いよ」というような「セット」のようなものがあるととても嬉しいです。社内でも先輩社員が教えたいことも別でありますので、そこを除いて例えば20日間でできるIT研修のようなものがあると嬉しいと思います。
神戸様:圧倒的なトップのコミットメントがあるからこそ社内での学びの文化が浸透しています。今後はどこまで浸透し続けていけるのかが課題でもあるのですが。研修に関しましてはカテゴリーごとや部署によって部長が個人で外部講師を呼んだりして研修を実施したりもしています。社員が講師役になって研修を実施することもありますが、コンカーの文化として「教え合う文化」がありそれを大切にしています。例えば料理や趣味、英語の勉強方法など多岐に渡るのですが社員全員に教え合うことと学ぶ文化が根付いています。
齋藤様:現場としてはこの文化が好きで入社している方が多くいます。現場から見ても学びが浸透していますので、社内でアピールをしつつ守っていきたいと考えています。