(栗山様)必ずしも上手に運用ができているかは分かりませんが、「成長支援制度」という社員の成長を支援する制度が弊社にはあります。「社員の成長が会社の事業の拡大に繋がります」という考え方に基づいた制度で、人材教育というと弊社で言う成長支援制度と重なるのかなと思います。
(栗山様)成長支援制度自体は弊社のオリジナルではなく、従業員が成長していくうえで人事制度含めてどういう制度がいいのかなと色々探っていく中で出会った考え方です。それを基に自社に合わせたもの作って運用しています。
(栗山様)はじめは社内で教育をしていました。2013年あたりまでは私が面倒を見ていて、私が教えられる言語がC言語なので、C言語を教えていました。
(栗山様)まず、私自身も忙しかったので、面倒を見てたと言っても実質見きれていなかったんですよね。新入社員でも1名は学校でバリバリ勉強してきた人間で、もう1名はこの会社で初めてプログラムを触りますという感じで両極端な事もありました。面倒が見れていないということは、未経験者は手も足も出ないって状態なのでそれを見ていた社員から、もう無理なんじゃないですか、と。そういったこともあり、外部研修を検討する事にしました。2014年と2015年は他社で研修を実施していて、2016年から御社にお願いしています。
(栗山様)たまたま、知り合いの会社の社長に自分の会社で研修してると連絡をいただいて、お話聞いたりもしましたので、御社だけでなく比較対象もありました。御社を初めて利用する際も会場を事前に見せてもらいましたし、色々と比較検討して決めさせていただきました。
(栗山様)まずは立地ですね。自社からすぐに通えるというのは大きかったです。また、他の研修会社はそもそもIT企業で自社の社員を研修するのに合わせて他社の新入社員を受け入れるビジネスをしていました。研修も、プロの講師が教えるわけではなく、その時期に空いているエンジニアが教えているという状況でした。その点、御社は研修事業を専門としていたため、実際に話を聞いてみて教えることを専門としている研修会社に任せようと思い御社に決めました。
(栗山様)直接研修に関係ない部分ですが、御社にお願いしてから手間がかかっていないというのはとても助かっています。例えば研修を利用する際は国からの助成金を使っていて、申請の手続きは今まで自身で行っていましたが、御社から必要な資料や申請書類をいただけるので、手続きが容易に進められています。中小企業が研修を外部に委ねるうえで助成金は重要ですので、この点をサポートしてもらえるのはありがたいです。
(山上様) コミュニケーションを取ることに慣れて戻ってきているので、他の社員ともすぐ打ち解けています。また、研修を一緒に受講していた他の企業の社員さんと今でも繋がって情報交換しているみたいなので、そういったつながりが出来ていることはとても良いと思っています。
(山上様)分からない事があった場合は自身で調べたり、先輩に積極的に聞くなど、解決する動きができています。また、研修ではJavaを学んでいても、実業務につくとJavaじゃない別の言語を使う事が多いのですが、プログラミングの基礎をしっかり学んでいる事と、調べ方や学び方などエンジニアとしての動き方が身についているので対応できているように思えます。
(山上様)引き続き、今のような対面での集合が継続すると良いと思いますし、研修の最終日に実施する成果発表会も対面とWEBだと空気感が違うように感じているので、実際に研修会場で見られると良いと思います。