衛藤様:採用の際には、プログラミング経験の有無にかかわらず、ポテンシャルを重視しています。当社には多様な業務があり、ポテンシャル次第で活躍できるフィールドが広いためです。
衛藤様:育成では、技術力と社会人スキルのバランスを重視しています。技術力はもちろん重要ですが、それに加えてビジネススキルやヒューマンスキルも重要です。これらを持ち合わせたエンジニアが、お客様に価値あるサービスを提供できると考えています。
衛藤様:実践に近い研修を探していたときに、たまたま連絡をいただき、研修内容の説明を聞いたのがきっかけです。それまでも外部研修を利用していましたが、基本的には座学中心でした。さまざまな企業の方々と交流できるのは良い点だと思っていましたが、もっと実務に直結するようなカリキュラムが欲しいと感じていました。そんな中で、貴社の研修が演習をメインにしていると聞き、それならこちらの方が良いと思い、受講を決めました。
遠藤様:私も、過去に貴社の研修を受講しましたが、研修のカリキュラムがIT基礎から始まるのは良いなと感じました。知識の土台がない状態初学者の方だと、右も左も分からない状態で技術の話をされても混乱してしまうことになるので、ITの全体像を理解したうえで、これから学習すること・携わる業務はどの位置の内容になるのか、エンジニアの業務はどういった内容なのか、といったところから学ぶことで研修の内容に入っていきやすくなるように思います。
衛藤様:確かに、IT基礎から学んでもらうことは重要ですね。面接をしていると、「開発がしたいです」という志望動機を持つ方が多いのですが、エンジニアの仕事はただパソコンに向かってタイプしていれば良いというものではありません。実際の業務では、まずお客様のお話をしっかりと聞いたうえで、「それならこうしましょう」「実現するためにはこういうことをしましょう」とコミュニケーションを取ることが求められます。そして、その過程で要望を汲み取って初めて仕事が始まるんです。
衛藤様: そうです。この前提を理解したうえで、IT基礎やエンジニアの仕事について研修の初期に学んでもらうことは、企業にとっても非常に助かることです。お客様としっかりとコミュニケーションを取り、そのニーズを的確に把握する能力を育てることで、エンジニアとしても、企業としても価値を提供できる人材が育つと考えています。
遠藤様:合同研修で他の受講生と協力して取り組む開発演習は貴重な経験でした。同期入社の方々と切磋琢磨する機会が持てたことは、大きな収穫でした。また、3分間スピーチの取り組みも有益でした。他の受講生の考え方や人間性を知ることができ、自分自身のプレゼンテーション能力も向上したと感じています。
衛藤様:申し込み後、すぐ受講できる事前学習がいいですね。内定者に対して提供できる学習コンテンツがあることは、教育制度が整っているというアピールになります。他社では聞いたことがなかったサービスでした。また、研修後のフォロー研修も魅力的です。配属後の技術力はOJTで先輩から学んでもらいますが、ビジネスマナーやコミュニケーションスキルは、客先業務だけでは十分に身につかない部分があります。そのため、フォロー研修が受けられることは非常に助かります。プログラミングの基礎教育だけでなく、ヒューマンスキルもお任せできる点に、大きなメリットを感じています。
遠藤様:自ら手を動かしてコードを書くことができるようになる以外に、他の人にプログラミングの理論を説明するような機会もあるといいなと感じています。経験者の中には、コードを書くことができても、その理論的な理解が不足している場合もあるので、教える機会があるとより効果的かもしれません。
衛藤様:社内での研修は人数や規模の関係で実現が難しい部分があるため、貴社のような外部の専門的な機関にお願いしています。研修前後のフォロー体制が整っていることは非常に助かっており、引き続き今年度新卒の人材育成のサポートをお願いできればと思っています。